ポイント
ホームページを作成する目的の多くは、新たな販路開拓(売上拡大)か求人募集です。そしてこれだけははっきり申し上げておきます。
ホームページを作っただけでは売り上げは伸びません
業者によっては営業トークで「ホームページを作れば売上が伸びますよ」などと言うところもあるようですが、これは半分正解で半分不正解です。なぜかというと、どれだけ説得力のあるホームページを作ろうと見てもらえなければ意味がないからです。
ホームページを大勢の人に見てもらう方法
ホームページは作っただけではなかなか人目に触れることがありません。(それでも中身をしっかり作っていれば、また業種によっては少なからず問い合わせがあることもあります)では見てもらう為にはどうすれば良いのかですが、大きく分けて2つの方法があります。
1.広告を出す
⇒Google等で検索した際に、検索結果の一番上に広告が表示されているのをご覧になった事がある方も多いと思います。あれはGoogleに広告費を払う事で自身のホームページの宣伝を表示させているのです。この方法を用いてればホームページを見てもらいやすくなりますが、当然広告費がかかります。
(詳細は別の機会に説明します)
2.コンテンツマーケティングを行う
⇒サイトを見てもらいたいと思う相手(ターゲット)が欲しいと思っている情報を記事にして配信します。良質な記事を書くことで、Google等での検索順位の表示位置も上がりやすくなり、結果的により多くの方に見てもらえる可能性が上がります。
広告と異なり、費用を払わなくても自分自身で行うことが可能です。但し、即効性は低く、毎日記事を配信しても、効果を実感できるまで半年~1年程度かかることも珍しくありません。また、どんな記事が受けるのかを考え(マーケティング)、更に記事を作成する(ライティング)手間もかかる為、場合によっては外部の力を借りる必要もあり、その場合はコストがかかります。(こちらも詳細は別の機会に説明します)
①、②いずれにせよ、かなりのコストもしくは時間(労働力)を割く覚悟が必要があります。ただ、上記はあくまでホームページ(Web上)だけで集客を行おうと考えた場合です。
例えば電話やメール、展示会等での商談など、リアルの営業活動と組み合わせることで、効率良くホームページを活用することもできます。販路開拓を目的としてホームページを作ろうとする方の中には、どうしてもホームページだけで新規顧客を獲得しなければならないと考える方もいらっしゃいますが、ホームページもあくまで営業手段(ツール)の一つでしかありません。ホームページを商談の入り口に使うこともできますし、別の手段で知り合った方との関係性を更に深めていく為に使うこともできます。
次回からはそんなホームページの活かし方事例をいくつかご紹介させて頂こうと思います。