ここに注意
メルカリやヤフオクには「赤ロムスマホ」が出回っていることも…
「赤ロム」とは何か?どういう対策が取れるのか? を把握しておきましょう!
目次
大手キャリアから「格安スマホ(MVNO)」に乗り換えて、通信費を大幅削減!!
今や一人一台持っているのが当たり前となったスマートフォン(携帯電話)。社員数が増えるに連れて、固定費がどんどん膨れ上がっていきます。
もし今、スマートフォンを大手キャリア(ドコモ、ソフトバンク、au)で契約しているのであれば、「格安スマホ(MVNO)」に乗り換えることで高い確率で大幅に費用を下げられます。
もちろん、大手キャリアには大手キャリアの良さがあり、メリット・デメリットをしっかり知った上で切り替えを検討頂ければと思います。
参考までに、当社にて実際に「格安スマホ(MVNO)」へ切り替えた時の体験談を下記にまとめていますので、合わせてご覧ください。
格安スマホに変えてみた!①ソフトバンクからの切替を考えることになった理由
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「格安スマホ(MVNO)」ならスマホとsimを別々手配も可能!
スマートフォンを利用する際には”スマートフォン本体”と”simカード”が必要になり、大手キャリアで契約する場合は基本的にはセットで提供されます。
そして、格安スマホの魅力の一つは、自分の好きなスマホが選べる ことです。
通常、ドコモやソフトバンクで契約する際には、それぞれのキャリアの製品ラインナップの中からスマートフォンを選択することになります。
値段や性能で様々な種類のものが準備されているので、別に不満はない方も多いと思います。
それでも今や様々なメーカーがスマートフォンを開発しており、非常に狭い選択肢の中から選ぶことになります。
実際、価格.comのスマートフォンの人気ランキングを見てみると、ほとんどがsimフリー(どこのキャリアにも属さない)機種になっています。
中には大手キャリアが出している製品と同等性能で価格は半額程度のものもあり、家電量販店だけでなくAmazon等の通販サイトや最近はメルカリ等でもやり取りがされています。
また、費用を抑えたい場合は中古スマホ等も選択肢に入ってきます。
"中古スマホ"で注意すべき「赤ロム」って何?
安価にスマートフォンを入手する手段として、中古の製品を購入する方法があると言いましたが、中古スマホを購入する際には注意しておくことがあります。
それは「赤ロム」と呼ばれる存在です。
通常、スマートフォンを利用する際には”スマートフォン本体”と”simカード”が必要だと説明しました。
そして家電量販店やAmazonで購入できる"simフリー"のスマートフォンは「白ロム」と呼ばれます。「白ロム」はsimカードだけを契約して挿せば、すぐに利用することができます。
対照的に「赤ロム」というのはsimカードを挿しても利用できないスマホになります。もう少し詳しく説明すると、例えば
- 盗まれたスマホ
- 紛失扱いになっているスマホ
- 分割払いで購入したのに、代金を支払っていないスマホ
等の場合は、販売したキャリアの方でネットワーク利用制限が掛かけられてしまい、simカードを挿しても通信ができない状態になってしまいます。
こうなるとせっかく中古で安く購入しても「使えないスマホ」になってしまいます。
その為、「赤ロム」には十分注意が必要です。
メモ
「赤ロム」は「使えないスマホ」と説明しましたが、厳密には使えなくなるのは元々販売したキャリアの回線のみです。
例えばドコモ回線を契約して利用していた場合はドコモが使えなくなりますが、ソフトバンクやauであれば利用できる場合もあります。(simロックが解除済であれば)
とは言っても不便であることに変わりはないため、余程使い慣れた方以外は「赤ロム」スマホを購入しないよう注意しましょう。
メルカリやヤフオクで購入する際には特に注意が必要!!
中古スマホを入手する手段としては、ブックオフやGEOのような中古品の取扱店や、Amazon等の通販サイトでも購入可能です。
それ以外にも、最近はメルカリやヤフオクなどでも多く出回っています。
ですが、このメルカリやヤフオクは特に注意が必要です。
これらのサービスは個人も出品しており、交渉次第で安く商品が手に入る一方で、取引相手の信頼性にどうしても不安が付きまといます。
先ほど挙げたような「赤ロム」になり得る盗品なども残念ながら出回ることがあり、ほとんどのケースでは購入側から「赤ロム」対象かどうかの判断がつかないのが現状です。
もちろん、購入後にすぐに「赤ロム」と気づけば、取引を中断して返品できるような補償制度はありますが、「赤ロム」の怖いところは時間差で使えなくなる可能性があることです。
例えば盗まれた後すぐにメルカリ等に出品され、それを購入してしまった場合、最初は問題なく使える可能性があります。
そしてしばらく経った後に盗品であることが発覚し、ネットワーク利用制限がかかり「赤ロム」になってしまうこともあります。その頃には取引も完了しており、返品もできず泣き寝入りするしかないといったことも起こり得ます。
「赤ロム」への対策方法!!
そうは言っても安価に入手できる中古スマホに魅力を感じる方向けに、「赤ロム」への対策を2点ほどご紹介します。
1.「赤ロム補償」を行っている販売店で購入する
「赤ロム補償」というのは、もしも購入したスマホが赤ロムだった場合に、交換や返品に応じてくれるという、販売店が行っている補償制度のことです。
大手の中古スマホを扱う販売店はほとんどがこの「赤ロム補償」を行っています。
逆にメルカリ等の個人間取引の場合は補償を行っていない為、リスクが高まります。
また、補償の内容は販売店によって異なる為、条件面も確認が必要です。できれば「永年補償」などを謳っているところから購入することをお勧めします。
2.キャリアのサイトで「赤ロム」対象かを確認する
ドコモやソフトバンク、auのサイトにいけば、購入しようと思っているスマホが「赤ロム(ネットワーク制限対象)」対象かどうかをチェックできます。
但し、チェックを行う為には「IMEI」という識別番号が必要です。購入前に販売店等に確認してみましょう。
また、前述した通り、購入時はまだ「赤ロム」になっておらず、購入後に「赤ロム」になってしまう場合もあります。その場合はこの方法では気づくことができません。
その為、中古スマホは「赤ロムの永年補償」を行っている販売店で購入する というのがお勧めと言えます。
自由の裏に責任はついて回る
大手キャリアから格安スマホに変えることで自由度が増し、通信コストを抑えられる可能性も高まります。
一方で、自由度が増すということは責任も増すということですので、自身でリスクヘッジを行っていく必要が出てきます。
当社では通信費のコスト削減や格安スマホの導入支援も行っておりますので、お気軽にご相談ください。
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