ポイント
- ドメインはインターネット上の住所のようなもの。同じものは存在しない。
- ドメインは買い切りではない。一定期間で更新が必要(多くは1年間)
さて、久々に本題に戻ってきました。今日はドメインについてお話します。
ドメインとは、インターネット上での自身のホームページの表札(住所)のようなものだと思ってください。基本的には自分で好きなものを選ぶことができますが、いくつか制限もありますので、順に説明します。また、同じドメインは使えない(二つ以上存在できない)ことも知っておきましょう。
つまり早い者勝ちです。
どれだけ自分が気に入って使いたいドメインがあっても、誰かが既に持っていれば使うことができません。さて、ではドメインはどうやって決めるのでしょうか?
まずは下の図をご覧ください。
ドメインは大きく二つの部分に分かれており、その組み合わせで構成されています。弊社のドメインを例にとって説明します。
弊社のドメインは 「 ever.co.jp 」です。
この前半の「 ever 」という部分、ここは自分の好きな文字の組み合わせを選択可能です。基本的には英数字の組み合わせにて考えて頂いた方が良いですが、日本語(漢字・ひらがななど)でも取得は可能です。
※日本語の方が読みやすいし、直感的にサイトの中身を伝えやすいというメリットはありますが、メールアドレスが使いづらいなど運用上のデメリットもありますので、強いこだわりがない場合は英数字で考えましょう
さて、次に後半の「 .co.jp 」の部分、ここは予め決められたものの中から選択します。
今やこのドメインの後半部分は本当にたくさんの種類が存在します。
次回、代表的なものを中心にもう少し詳しく説明します。
この前半(自分で任意に設定)と後半(決められたものの中から選択)の二つを組み合わせて、自分だけのドメインを作り上げることになります。自分でお気に入りのドメインが決まったら、実際にどうすれば良いのでしょうか?
インターネットで「ドメイン 取得」等で検索してみると、「ドメイン激安販売!」といったうたい文句のサイトが見つかるかもしれません。ドメインはこういった仲介業者を経由して、個別に取得することも可能です。多くの場合はドメイン取得を仲介してくれる業者のサイトで、自分の気に入ったドメインを指定し、お金を払えばドメインを取得できます。
但し、ドメインを取得しても、実際に自分のホームページで利用する為には設定が必要です。
ヘタにドメインだけ先に取得してしまうと、そのあとにホームページを作成する業者に依頼してそのドメインを使ってもらおうと思うと、かえって手間が増えたり、追加で費用を取られるなんてこともあり得ます。
その為、慣れないうちは、お気に入りのドメインが決まったら、ホームページを作成する業者に、合わせてドメイン取得も依頼することをおススメします。また、ドメインに関してもう一点補足です。
ドメインは取得する為に費用が掛かりますが、買い切りではありません。
利用期間が決まっており、期限が来る前に更新する必要があります(その際更新費用がかかります)。
この更新をうっかり忘れてしまうと、いきなりホームページが表示されなくなるという事態も起こり得ますし、最悪の場合は二度と同じドメインを使えないなんてこともあり得ます。
通常は業者の方で管理し、アナウンスしてくれることの方が多いですが、保守費用等を支払わない契約の場合は自社で更新作業を行うという契約になっていることもありますので、注意しておきましょう。