HP基礎知識、業者の選び方 ホームページ制作基礎知識 事前準備編

<第22回>ドメインを決める②

投稿日:2018年3月5日 更新日:

ポイント

  • ドメインは誰でも取れるものと、一定の条件を満たす場合のみ取れるものがある。
  • 考日本国内の法人であれば「.co.jp」を推奨

今日は前回に引き続き、ドメインについてお話します。前回、ドメインは前半(自分で任意に設定)と後半(決められたものの中から選択)の二つを組み合わせて自由に選べるとお伝えしました。今日はドメインの後半部分についてもう少し詳しく説明します。

ドメインの後半部分は、決められたものの中から選択すると説明しました。非常にたくさんの種類があるのですが、代表的なものの一例を記載します。

ドメインの種類

 

.com」や「.net」は聞いたことがある方も多いかと思います。これらは、誰でも取得可能なものになっています。

次に「.jp」は、日本国内に住所をもつ個人・団体・組織が取得可能なものになっています。つまり日本以外の国に住所を持っている場合は「.jp」は使えません。

アジア圏の展開を前提としている起業などは「.asia」などを使う場合もあり、自社が今後どういった事業や展開を予定しているかで、ドメインも選んでおくと良いです。

次に「.co.jp」は、日本国内で登記を行っている会社が取得可能です。「.jp」よりも更に条件が厳しくなります。裏を返すと「.co.jp」を利用しているとそれだけで「日本国内で登記している企業」であることを証明することになり、見る人が見ると信頼性が増します。その為、国内の法人であれば「.co.jp」を利用することをおススメしています。

なお、前回お話した通り、ドメインは取得に費用がかかります。

多くの場合、 .com/.net < .jp < .co.jp という順にその費用も高額となります。(と言っても大体は年間で数千円の差ですが)少しでもコストを抑えたい場合はその辺りも考慮して業者と相談してください。

さて、このドメイン、任意に設定できるからといって適当に選んでしまうとあとで手痛い思いをすることもあります。例えば、このドメインが決まると、自動的にサイトのURL(アドレス)も決まります。

弊社の場合だと、https://ever.co.jp/ となります。

実は弊社のドメインを決める上で、他にも候補があり、その一つが社名をそのまま利用した「everresource」というものでした。

ただ、これをもし採用した場合、URLがhttps://everresource.co.jp/となります。

別にこれでも良かったのですが、もし名刺交換をした方が弊社のサイトを見たいと考え、名刺に記載されているURLを入力しようと思った場合、どちらの方が楽でしょう?

https://ever.co.jp/ の方が楽だと思いませんか?

URLを直接入力する人は少ないかもしれませんが、同じことがメールアドレスにも言えます。後述しますが、この取得したドメインを使ってメールアドレスを作成することも可能です。このメールアドレスは名刺を見て直接入力する機会も多いでしょう。

もしドメインが長くややこしい場合、入力が面倒で問い合わせをやめてしまうかもしれません。ささいなことかもしれませんが、こういったちょっとしたことの積み重ねが営業成果に大きな影響を及ぼすことは少なくありません。

ドメインは自分の好みで選んでももちろん問題ないのですが、強いこだわりがない場合は、短く分かり易いものにしておくということも良いかもしれません。

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