マーケットを限定して実際に販売してみることで、
リスクを最小化しつつ、実現性判断に有益な情報を得ます。
机上だけで読み切れない要素を洗い出す為には、
実際に販売してみるのが一番。
いくら机上で検証を重ねても、実際に事業を開始すると予期しない事態は必ず起きます。しかし一度事業を開始してしまうと方向転換が難しくなる為、事前にエリアや対象顧客を限定し、プレ販売(テストマーケティング)を行うことをお勧めしています。プレとは言え、実際に商品・サービスを顧客へ提供する為、机上では見えてこなかった課題や改善点が浮き彫りになります。そこで改善を行い、成功の目途を立ててから本番を迎える方がより成功率が高まります。
また、テストマーケティングの結果によっては事業化を断念する場合もあります。この時点であれば投資規模が比較的小さい為、全く採算の目途が立たない場合などは早期に別の事業への切り替えをする方がよいでしょう。
事業計画書作成の流れ
1.机上検証を行う
これまでに市場調査や収益シミュレーションを行い、事業計画書を作っている場合でも、改めて過去の統計データなどを参考にしながら事業の裏付けを行います。
2.実地での販売調査(テストマーケティング)を行う
机上検証にて進めても良いという判断がつけば、今度は実際に販売を行いながら問題点の洗い出し等を行います。あくまでテストの意味合いが強い為、販売する商品・サービスを限定したり、販売先も絞り込むことでスモールスタートを心掛けます。但し、運用は本番と同等とすることで、オペレーション面での問題点などの洗い出しも行います。
3.実現性を検証する
机上検証やテストマーケティングを通して、事前に予測した通りの結果が得られたかどうかを検証します。人員やコストは想定内で対応可能か、収益(売上)は計画通り見込めそうか、その他に想定していなかった問題点は出たかどうかを洗い出し、それらが改善可能かどうか、更に改善後の実現性を検証、この時点で再度事業を進めるかどうかの判断を行います。
4.必要に応じて改善計画を作成する
検証結果を元に事業を継続していくことが決まれば、改善事項なども踏まえ事業計画書の修正を行います。
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