(ここまでのおさらい)
1年半使用したソフトバンクのスマートフォンが故障した為、思い切って格安スマホに変えることに!
格安スマホ各社を検討した結果、IIJMioのサービスが自分に一番フィットしそうだったので早速機種変!
色々と想定外のこともありながら、なんとか今年の4月から無事利用開始!
という訳で、利用開始してから約2カ月が経過しましたので、使ってみて気づいたことなどを紹介します。
デメリット
まずはデメリットから
デメリット①ピーク時間帯(お昼の12~13時頃)は通信回線が異様に遅い…
通信速度に関しては、ドコモの回線を使っているので特に問題無いだろうと安心しきっていたのですが、特定の時間帯だけ異様に遅くなる場合があります。特に利用者が集中すると思われる平日昼間の12~13時頃は顕著です。
具体的な数字でいうと、普段は大体10~20Mbps程度の速度が出ており、普通にインターネットを見たりする分にはなんのストレスも感じません。ただ、それが平日昼間の12~13時頃だと、場合によっては1Mbpsすら出ていない時があります。この速度だと、テザリングでパソコンと接続し、仕事をしようと思うと結構なストレスとなります。
どうやらIIJMio側の設備に要因があるようですが、今のところは我慢して使うしかないかなと思われます。公表されている理論値だけを鵜呑みにしても仕方ないのは理解していましたが、
デメリット②インターネット回線料金が1,500円もアップ…
インターネット回線はソフトバンク光を利用しているのですが、4月の請求額が約1,500円ほど上がっていました。何が変わったのかを調べてみたところ、今までなかったオプションサービスの課金が…
そこで早速ソフトバンク光に問い合わせてみたところ、これらは今までソフトバンクのスマホも同時契約していた為、割引特典で請求がされていなかったことが分かりました。その為、IIJMioに切り替えたことで、その割引特典が消失し、通常通り請求され始めたようです。
せっかく安い機種に乗り換えたのにインターネット回線費が上がってしまっては意味がないと思い調べてみたところ、「Wi-Fi/無線LANパック使用料 1,069円」の方は無くても問題無さそうだったので、解約しました。厳密にいうと、これを解約することで、Wi-Fi接続ができなくなります。そこで、1個1,000円程度のWi-Fiルーターを買ってきて代用することにしました。
事前に解約に際する注意事項などは十分に目を通したつもりでしたが、甘かったです。。でもとりあえず500円アップでしのげたので、これなら十分コストメリットは保てます!
デメリット③モバイルSUICAが使えないと経費計算が大変…
安価なスマホに変え替えた為、「おさいふケータイ」機能が使えなくなり、やむなく普通のスイカをスマホにくっつけるという策で、「モバイルSuicaっぽい使い方」を実現して満足していました。そう、確かに普通にSuicaを使う分にはこれでなんの問題は有りません。でも、思わぬ落とし穴がありました。それが「交通費精算」です。
これまではモバイルSuicaならWebから利用履歴を入手することができ、それをExcelを使って一括で計算していたので、交通費の計算は簡単でした。でも通常のSuicaになると、その履歴を入手する為には、駅の券売機で行う必要があります。更に、最大印字件数が直近利用の100件まで。
私の場合だと、100件では半月分程度で越えてしまう為、半月に一度はわざわざ駅の券売機に立ちより、印字する必要が出ます。しかもその印字されるものを見てみると、運賃がダイレクトに表示されず、差額から計算することになります。
この差額をいちいち電卓で計算し、更にその合計額をまとめる作業が毎月発生すると思うと面倒です。現時点ではこれが一番のデメリットと言えます(笑)カードリーダー+ソフトを導入して、なんとか交通費精算業務を効率化できる道を模索したいと思っています。では気分を切り替えてメリットに関してもご紹介します。
メリット
メリット①予定通りのコストダウン効果
このためにやったといっても過言ではない、コストダウン効果に関しては予定通りの結果となりました。4月時点の請求額は4,017円。初回のみの費用が一部含まれていることと、通話定額10分を超える通話が発生してしまいましたが、来月以降は注意すれば、月3,000円強ですみそうです。
これまで約8,500円を支払っていたことを思えば十分と言えます。
メリット②意外と使える低速モード
デメリットのところで通信速度に関する不満を挙げましたが、それはあくまで高速通信を前提とした場合に期待していたほど速度が出ない時間帯があった為です。IIJMioでは意識的に通信速度を低速モードに切替て利用することができます。
そこで、ちょっとしたインターネットの閲覧時などには低速モードで利用しておき、仕事などで必要な時のみ高速モードに切り替えて利用することで、通信容量を節約することができます。これがどれくらい使える機能なのかを実際に試してみましたが、低速モードでもそこそこ使えることが分かりました。
まずLINEなどのSNSやメールを利用する分にはほぼ影響無し。また、ニュースサイトなどのテキスト多めのサイトを閲覧するのもそこまで気になりません。もちろん動画などを見たりゲームをする場合はそうもいかないのでしょうが、私はあまりそういった使い方をしない為、低速モードでもやっていけます。結果、1ヵ月で利用した通信容量は2GBでした。※但し、職場や自宅にはWi-Fi環境があり、そちらを利用しています。
これなら多少我慢すれば、今の契約のまま(月3GB)でもやっていけそうです。そんな訳で、2カ月間格安スマホを使ってみて、メリット・デメリットの両面があるものの、総じていえば満足しています。
次フェーズは、家族にも格安スマホに乗り換えてもらい、更にコストメリットを高めていこうと思っていますので、また機会があればご紹介します。