パソコンの買替え時期の目安はいつ？６年前のPCと実際に比べてみたらこうなった！

そもそもパソコンに寿命はあるのか？

最近のパソコンは部品の品質も上がってきているのか、１０年近く使っていても壊れないこともあります。「パソコンに寿命はあるのか？」という問いに対しては「明確にはありません」とお答えしています。ただ、壊れないからといって使い続けられるのかというと、注意しておいてもらいたいこともあります。

パソコンの耐用年数は４～５年！

パソコンの"耐用年数"は用途によって異なりますが４～５年と定められています。各パソコンメーカーもこれを一つの目安として設計・製造しており、保守サポートサービスなども最長５年のものが多くなっています。これは「５年で買い替えてほしい」というメーカーの思惑も多分に含まれているでしょうが、実際故障の発生率は５年を目途にグッと上がる傾向にあます。

OSなどのサポートにも注意が必要！

次に、ソフトウェアの方に問題が発生する場合があります。最近ではWindows7がサポート期限を迎えるということで、パソコンの入替えを決断された企業様もいらっしゃるかもしれませんが、いくらパソコンが壊れないからと言っても、普段利用しているソフトが問題なく使い続けられるかどうかは気にしておく必要があります。

パソコンの購入費用 ＜ 人件費の場合がほとんど…

もし「購入費用が勿体ない」という理由でパソコンの買替をためらわれている場合は人件費の観点でも考えてみた方が良いかもしれません。パソコンは年々性能が大幅に向上しており、５年前のパソコンと比較してみると歴然の差が出ることがあります。パソコンを買い替えることにより事務処理等の速度が上がり、結果的に業務効率化が図れる（＝人件費の削減）が図れる場合があります。こういう見方は極端かもしれませんが、多くの企業にとって一番のコストは"人件費"です。

６年前のパソコンと比較すると、どれくらい削減できるのか？

参考までに手元にある６年前のパソコンでどの程度作業時間を削減できるのかを試してみました。

今回の検証結果を見ると、１日あたり２１分の時間を短縮できることになります。

年間にすると２１分×２４０日＝５,０４０分＝８４時間となります。

仮に年収４００万円の方で考えた場合、時給換算で約２，０００円として、年間で１６８，０００円のロスが発生している計算になります。

今回利用した「現在のＰＣ」と同程度のものが安価なものなら８万円程度で購入できることを考えるとどうでしょう？

今回の検証はかなり大雑把に行った為、結果の変動要素は多分にあります。それでも、無理に延命するよりは買替えた方が良いという結果になる可能性は十分ある為、今お使いのパソコンで実際にどのくらいの時間がかかるかを一度調べてみてはいかがでしょうか？

購入におススメの時期は年末と年度末？！

「パソコンを購入するのはいつがお得か？」という質問に対しては、面白みのない答えとしては「必要な時です」となります。ただ、販売店の動向を見ていると、年末(12月)や年度末(3月)は安くなる傾向があります。

複数台を同時に買い替えた方が良い？！

「必ずそうした方が良い」というほどではありませんが、複数台をまとめて買い替えた方が良いことが２点ほどあります。一つは購入をまとめることにより販売店との価格交渉を優位に進められる場合があることです。そしてもう一つはパソコンの管理・運用が楽になることです。例えば、Excelで作成した請求書などを印刷する場合に、パソコンを買い替えたことによって画面サイズが変わり、微妙に印刷位置がずれて困ることがあります。そういった場合の修正作業も、同じパソコンを購入しておけば一度で済みます。

本日(2020年1月15日)時点のおススメパソコンは？

パソコンを買い替えたいけどどれにすればよいか分からないという方は、下記記事も参考にしてみてください。

当社でも機種選定や代理購入のお手伝いをさせて頂けます！

当社では、その時々のお客様毎の状況に合わせて、どうするのが最適かを一緒に考え、実行に移すサポートも行っております。

「うちの場合は本当にこの機種で良いのか？」

「買ったは良いけど設定はどうするんだ？」

「年度末で忙しいから丸投げしたい！」

等々、とにかくお困りの場合は是非お気軽にお問合せください。