<第41回>費用構成を把握しておこう

 

【今日の記事のポイント】

・費用構成の90%以上が人件費。業者次第でいくらでも調整出来る為、安易な値引き交渉は意味がないことを知っておこう。

 

 

今日はホームページ制作の費用(原価)構成についてお話したいと思います。

まずは下記図をごらんください。

 

ホームページ作成時の業者側の費用構成を図示したものですが、一目瞭然で90%以上が人件費となっています。

ホームページ作成は特に原料は必要ありません。極論、インターネットに繋がるパソコンなどの設備が1台あればできます。

 

つまりは何が言いたいかというと、人件費しかかからないということは、いくらでも業者側で原価をコントロールできるということです。

その為、「安かろう悪かろう」ということも起こり得ます。

 

また、例えば業者から見積をとった際に値引き交渉をしたとして、業者側がそれに応じてくれて値引きしてくれたとしましょう。

安くなったから嬉しいと単純に喜んでいると、実は業者からすればその分、手を抜くだけの話かもしれません。

 

その為、値引き交渉を行う場合は、業者側の値引きの根拠をしっかり確認しましょう。

例えば、「作成ページを○ページ減らすので、△万円値引きます」

というように、理由がはっきりしていれば良いのですが、言われたから値引きましたというだけではもしかすると出来上がるホームページは満足のいかないものかもしれません。

ではどうすればこういったことを防げるかですが、最初に見積をもらった時点で、作業内容をしっかり確認することが重要です。

できれば作業明細毎に金額が分かれて記載されていれば理想ですが、見積金額が一式になっていたとしても、その金額内でどういった作業を実施するのかが明記されていれば、仮に値引きしてもらった場合にも、どの作業の部分を見直したのかを確認しやすくなります。

 

また、この費用構成を踏まえた上で、業者からの見積を見る際に注意してもらいたいことがもう一点あります。

 

それは設備費の額についてです。

 

上述した通り、費用構成の9割方は人件費です。ところが、中にはドメイン取得費用、サーバ費用等が異様に高い見積も存在します。

 

これはドメインやサーバというものが何か分からない方も多い為、それを良いことにあたかも価格の高いものと思わせ、そこで費用を取ろうと考える業者もいるからです。

 

その為、例えばドメインやサーバ費用が、見積金額の30%以上を占めるような場合は、業者にあえて「高い気がするけどほんと?」というような質問をしてみても良いかもしれません。

(但し、単純に制作費を安く抑えているだけの場合もあります)

 

 

※上記例は一般的なケースであり、もちろん例外はあります。複雑な機能が必要になり、外部業者が提供しているパッケージ製品を組み込む場合は、写真などを購入する場合など

 

※販促費や広告費等の一般管理費ももちろんありますが、今回は無視しています。